必要なのは英語力だけではない ー違いを尊重しあう
お話している相手が
皆さんと違う意見を持っている時、
皆さんはどう会話を進めますか?
A: 自分の意見を通す
B: 相手の意見に合わせる
C: 相手の意見を一旦受け入れ、自分の意見を伝える
一番良いのは、
C: 相手の意見を一旦受け入れ、自分の意見を伝える
でしょう。
「〇〇さんはそういう意見を持っているんだね。それは良いと思うな。
でも私(僕)は△△っていう意見を持っているんだー」
人間は、
自分のことを受け入れてもらうと安心します。
そうすると、
相手のことも受け入れてみようと思うんです。
家族でさえ、
仲の良い長い付き合いの友人でさえ、
考え方がすべて同じということは
ありえません。
同じ日本人でも考え方の違いはあるのですから、
対外国人なら更にあるはずです。
diversity(多様性)という言葉を
よく耳にするようになりましたが、
まだまだしっかりと
「違いを受け入れる」ことを
「当たり前」にしている人は
少ない気がします。
完全に違う見た目・違う言語なら、
違いを受け入れやすい
という方もいるでしょう。
自分に近ければ近いほど、
親密であればあるほど
違いを受け入れにくい方もいるでしょう。
皆さんはいかがですか?
英語学習をされている方は、
目指すはグローバルに生きていくことでしょうから、
自分の意見をしっかりと持つことが大切です。
そして
人種・性別・宗教・教育・見た目などだけでなく、
日常の小さな意見の違いも、
当たり前に受け入れることが
大切になります。
受け入れることは
「自分の意見を消し、相手の意見に合わせる」ことでは
ありません。
そんな意見もあるんだね、それもいいね
と思うことです。
そういう考えもあるなと、
ご自分の視野を広げるチャンスです。
無意識にも出るものですから、
ぜひ、日頃から心がけていきましょう。
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