英語力UPのカギ 「筋肉」をつける
ダイエットを今まで行ったことがある方に質問です。
どんな方法で行いましたか?
●リンゴだけ・・・などの過酷な単品ダイエット
●食事制限
●プールで泳ぐ
●縄跳びを飛ぶ
●痩せた姿をイメージする
●ダイエット食品やサプリメントを摂る
●半身浴をする
●ストレッチをする
●ジムに通う
色々ありますよね。
英語力もダイエットも、
【効果が長期にわたり継続すること】が大切ですし、
皆さんの希望でもあると思います。
せっかく痩せても、
不健康な見た目だったり、すぐリバウンドしてしまったら
幸せ半減ですし、
せっかく英語学習を頑張っても、
1か月後に忘れていたら努力が水の泡です。
『長期的効果』を手に入れるには、
ダイエットで言えば、
「筋肉をつけること」が良いそうです。
筋肉が、運動していない時間でもどんどんカロリーを燃焼してくれるので、
勝手に痩せていくのです。
その筋肉をつけるために行うのは「筋トレ」です。
では、
英語力UPのために、筋トレのような役割をしてくれるものは何でしょう。
それは 【音読】です。
目で見ながら
口でぶつぶつ練習し
それを耳で聴く
目・口・耳3つを使ってする音読が、
スピーキングだけでなく、
リスニング・リーディング・ライティング・文法力までも
伸ばしてくれます。
目で見た、耳で聴いただけではなく
一度「自分の口で」言えるようになったものは、
長期的に定着します。
「音読で言えるようになったもの」に関するものを目や耳にした時、
自分の口で言えるようになったものが、
勝手にスラスラとあふれ出てきますよ。
つまり、
自分が使う頻度の高いものから音読に取り組んでおけば、
いざその機会が来た時にしっかりと使いこなせるということです。
お仕事で英語を使う方は、
ご自分のお仕事の業種に関連したpassageを使い音読するのが良いでしょう。
お仕事で使った英語資料を音読教材に使うのもお勧めです。
その音読で身についた英語は、
ミーティングやプレゼンテーションで自然に使うことができます。
英語を使う機会のない方は、
道案内、日本の文化、ご自分の興味がある内容のpassageを使うのがお勧めです。
短時間で日常的にできる方法としては、
街を歩いていても、電車内も、TVでも
やたら目にする英語を使いましょう。
「目にしたら何度か音読する」というクセをつけることをお勧めします。
音読を日常的にしている生徒さんからも、
こんな感想をいただいています。
会社員Aさん:「去年、節分に関しての内容を5回程度音読しましたが、今年も節分の季節がやってきたなぁと思って言ってみたら、スラスラ言えて、覚えていてびっくりしました。自分の文化について説明ができるほど分かっていることも嬉しいですし、文を作ろうと頭をフル回転することなく英語がスラスラ出てくるので、気持ちがいいです」
高校生B君:「ぼーっとしてる時に友達に話しかけられて、いきなり音読した内容が出てきた」
(笑)
この高校生B君は、1週間で15ページ、各ページそれぞれ10回以上ずつ音読という
なかなかスパルタな宿題を出しましたが、
しっかりとこなし、モノにしてきました。
その結果、日本語より先に音読内容が出てちょっと困ったようです(笑)
声に出してぶつぶつ練習。
長期的に定着する英語力を身につけ、
英語力が身についたことで自信がつき
イキイキしていて魅力的。
そんなご自分になるために、
音読をしてみましょう。
問題を黙ーって解くインプット作業はいったん終了。
今日からはぜひ音読を。
0コメント