無視しがちな英語上達のコツ その2


昨日から 英語力UPについて特集を組んでお話しています。


今日は第2弾。


料理を上達させるコツに照らし合わせて

お話しています。




お料理を上達させるには

こんなコツがあるようです。


●料理を楽しむ

●料理経験を積む

●材料や調味料の特性・役割を知る

●調理操作の意味を知る

●味見をする

●火加減などを五感で感じとる

●加熱中は触りすぎない




これら、実は英語学習にも同じです。


●料理を楽しむ

●料理経験を積む


については、


昨日のブログをご参照ください。






本日は、


●材料や調味料の特性・役割を知る


について、

詳しく説明いたしますね。






●材料や調味料の特性・役割を知る


教材をどう選んでいますか?


カラーで見やすい

評判がいい

短期間でいいらしい

最終目標がTOEIC900だから


など、

「なんとなく」な理由で選んでいませんか?



教材は使い方さえ知れば、

どんなものも何通りにも使いこなすことは可能です。


ただ、


「現在のご自分のレベルに合っているもの」

これが大前提です。


レベルに合っているものをお持ちになり、

まず教材を観察しましょう。


☆英文・日本語訳が見開き(または次のページ)で載っているか

☆音源はついているか

☆単語リストはついているか

☆長すぎない英文章がいくつも乗っているか


これらをまず確認です。


そして、

それらがある意味・役割を知りましょう。




◆日本語訳がある意味


日本語訳は、


☆単語帳・辞書で単語を調べないようにするため

☆日本語の文章と英語の文章の構成を知るため


に必要です。



単語帳・辞書で調べる時間ももったいないですし、


単語帳・辞書に出ている日本語訳が

文章内での訳と完璧にマッチするとは限らないからです。



単語帳・辞書の1つの訳し方しか覚えず、

長文で出てきたときにうまく訳せない方が多いです。


文章内にマッチするように覚えましょう。



加えて、


【日本語訳内の単語の位置と、英文内での単語の位置を見比べる】のも

大切な学習です。


英文と日本文のつくりはかなり違うので、


「単語がどの位置に来るのか」を把握することで

英作文力UPの効果もあります。






◆長すぎない英文章がある意味


英語の文章が長すぎてはイヤになりますし、

短すぎてはもの足りないと感じるはずです。


半ページ程度の文章がベストです。



その程度の長さの英文がなぜ必要なのか・・・


それは


☆文のつくりを学ぶ

☆音読に使う

☆自分で和訳する教材に使う

☆日本語訳ページを見ながら自分で英訳する際の答えとして使う


ためです。



英文章は「文のつくり」を学べる最高のものです。


主語・動詞・目的語・・・・という構成も学べますし、

副詞や接続詞の使い方、倒置などの特殊な使い方も学べます。


「文章」単位で考えれば、

「起承転結」などの流れも勉強でき、

ご自分で文を書く時に参考にできます。


※ちなみに英語は「起承転結」ではなく

「結承結」のつくりになります。


一番伝えたい「結論」の部分を先に出すことで、

これから何を話したいかが分かりやすいつくりになっています。






◆音源がある意味


音源も必須機能です。


これがあれば、


音読練習もできるし、

発音・イントネーション・アクセントも学べます。


感情の込め方も学べます。



完全コピーするくらいまで、

音源を聴きながら音読を繰り返すことで、


スピーキングだけでなく、

リスニング・リーディング・ライティング・文法・単語力もUPできます。


聴きながら書き取る作業(ディクテーションと言います)も

良い練習になります。






教材に載っているものが、

なぜそこにあるのか


それを知っていると知らないとでは

英語力UPに大きな差が出ます。



知らないと、


なんとなくでお勉強をすることになり、

上達への道も遠く、


「この教材は(も)使えない、全然意味ない」

「勉強しても全然英語が伸びない」


と、途中で挫折となる方も多いです。



でも、


教材に載っている何が・どんな作業が、

自分に良い効果をもたらしてくれるか

を知っていると、


「自分は英語を自分の力で伸ばすことができる」と

確信でき、


「無駄な勉強はせず」、

ピンポイントで

ご自分の「苦手」に効果をもたらすことができます。


「得意」を更に伸ばすこともできます。







なんとなく何か月も何年もお勉強していませんか?


英語が伸びないと悩んでいませんか?



一度、


教材のもつ意味

学習方法の意味


を確認し、


しっかりと理解したうえで

もう一度お勉強してみましょう。




同じ教材でも、

同じ学習法でも、

今までと違うことを実感してみましょう。



ご自分のレベルに合った教材探しは、

以下のリンクを参考にしてくださいね。

英会話でなりたい自分に 楽しく学んでスキルUP 魅力UP

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