無視しがちな英語上達のコツ その4
シリーズ第4弾です。
意外と目を向けていない「英語上達のコツ」について
お料理を引用して説明しています。
初めての方は
ぜひ第1弾から読んでみてくださいね。
さて本日は、
●味見をする
●火加減などを五感で感じとる
について説明します。
お料理を上達させるには、
味見はとっても大切です。
何度も何度も味見をしてみて、
●現在の状態を知り
●自分の舌と記憶で完成に近づけます。
頭だけを使って覚えるより、
「舌」という【体の一部を使ったほうが、記憶はずっと定着する】んです。
「頭だけでなく、体も使うと記憶の定着率がいい」
これは英語も同じです。
では、
英語で「味見」にあたるものはなんでしょう。
現在の状態を知るのに良い方法は
●ディクテーション
●音読
●復元
です。
ディクテーションは、
お持ちの教材の音源を聴きながら、
聴こえた単語を書き取り
書き取った単語だけで内容を説明する学習法です。
1回聴いただけで、
どのくらいの量の内容を「いまの自分」が理解できるのかが
分かります。
音読は
CD等の音源を使って行い、
●スピード
●発音
●抑揚
●感情表現
において、
自分の得意はなにか
不得意はなにか
をはっきり知ることができます。
そして繰り替えし練習することで
身につきやすい学習法です。
復元は
上記のディクテーション・音読学習を終えたあと、
音源と一緒にご自分の口で「何も見ないで」文章を言うという方法です。
スピード・抑揚など
すべてにおいて音源とマッチするまで練習するのが良いです。
ディクテーションで「手」を使い、
音読で「口・目・耳」をフル活用したので、
復元は意外と結構できるものなんですよ。
頭だけでなく、
体で覚えたものは
忘れにくいし、
長く定着します。
暗記学習が必要であれば、
目・口・耳・手をたくさん使いましょうね。
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