英語に欠かせない足し算
英語は、
【足し算】でできています。
文を構成するにあたり、
主語 + 動詞 + 目的語 + その他
と、
【順番通り足していけば出来上がる】シンプルな作りになっています。
質問をしたかったら、
時制に合わせた質問用の単語(Do, Didなど)を
文頭に持ってきたり、
動詞(be動詞)や動詞の一部(現在完了形のhaveなど)と主語を入れ替えて、
あとは同じ。
ちょっと調味料を足せば出来上がる
シンプルなお料理といった感じです。
そういった「足し算」による
「組み立て」でできている英語。
足し算は文だけではありません。
「単語」自体も「足し算」でできています。
接頭語・接尾語という言葉を聞いたことがありますか?
接頭語は「単語の頭についているアルファベット3つ程度の塊」
接尾語は「単語のお尻についているいくつかのアルファベット塊」
です。
接頭語や接尾語には【決まった意味】があり、
それを足し算することで、
もともとの単語の意味や形(動詞、名詞など)が
がらりと変わります。
和食を作っていたのに、
フレンチになったくらい変わるものもあります(笑)
主な接頭語とその意味、
それを含む単語は以下です。
bi(2つの)→ bicycle
co(共同、共通)→ cooperation
de(下降、否定、協調)→ decrease
dis(否定、反対、協調)→ dislike
fore(前部の、前もって)→ forecast
inter(間の、互いに)→ international
tele(遠い)→ telephone
un(反対、無)→ unhappy
上記のように
接頭語に強い意味があるので、
単語自体の意味が分からなかったとしても
「これは否定しているな」など
大まかに理解することが可能です。
リーディングの読解力が上がりますよ。
続いて接尾語です。
able(能力【形容詞】)→ capable
age(集合、状態【名詞】)→ baggage
ance(行動、状態、性質【名詞】)→ assistance
er(人、動作をするモノ【名詞】)→teacher
less(~ない、できない【形容詞】)→ careless
tion(動作、状態、結果【名詞】)→ auction
など、
接尾語によって単語の種類(名詞、動詞など)が決まり、
接尾語自体にも意味があるので、
こちらも覚えておくことで、
リーディングに大いに役立ちます。
TOEICのpart5のスコアアップにも欠かせません。
覚える単語が多すぎて
やりたくない!おっくうだ!
という方は、
接頭語・接尾語をまず覚えてみてはいかがですか?
そして、
単語に接頭語・接尾語をくっつけて
オリジナルの単語を作って遊んでみたり
(意味が分かってないとできないことなので、立派な英語学習の1つです)
リーディング教材に出てくる知らない単語を見ながら
どんな意味か推測したり、
同じ接頭語・接尾語の単語を書き出して
まとめて覚えてみましょう。
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