英語力UPのカギ 同じレベルが引き出してくれる
アメリカに住んでいた時、
スタディーパートナーがいました。
一緒に勉強をする仲間だったり、
母国語を教え合ったりする仲間です。
私はお仕事の後に、
日本語を教えてスペイン語を学んでいました。
お金を払ってレッスンというのではなく、
自分ができることと相手が求めていることがマッチする者同士が
助け合い、一緒にがんばっていくといったものです。
これと同じように、
アメリカでは、
「自助グループ」というものの存在も大きいと知りました。
同じような悩みや問題を抱えた者同士が
集まってグループを作り、
自分のことを打ち明け
相手の話を聞くことで
自分はひとりではないと実感し、
自力で問題解決に向けて
(少しずつでも)動いていく という活動です。
●アルコール依存症
●DV
●同性愛
などといったグループから、
もっと日常にあふれているものまでありました。
日本でも「自助グループ」は存在していますが、
カウンセリング同様
まだまだ「当たり前」にあふれてはいません。
スタディーパートナーやスタディーグループに関しても
まだまだでしょう。
ひとりで力を発揮できることもありますが、
他人とコミュニケーションをすることで
発揮できるものも沢山あります。
ひとりでの学習時間ももちろん必要ですが、
他人との実践の場も同じだけ必要です。
実践の場は、
「対外国人」でなくてはならないと思っている方は間違いです。
●今まで勉強してきた自分の力試し
●相手の話を理解し、
返答やアドバイスをする練習
●自分の意見を言う練習
に、とっても役立ちます。
自分のレベルに合っていれば最高です。
ハイレベルなグループに参加したり、
レベルに大きなギャップのあるパートナーを持つと、
お互いの力を引き出し
高めていくことは望めませんし、
「自分は英語ができない」というコンプレックスを
増幅してしまいます。
逆に、
同じレベルのグループに参加したり、
同じレベルのパートナーを持つと、
緊張もなく、
リラックスして、
いつも以上に堂々と話せるはずです。
ご自分の英語力をフルに発揮できますよ。
ネイティブやハイレベルな人と話さなきゃ意味がないという考えは
今日取り除きましょう。
自分と同レベル、
またはほんの少しだけ上か下の方が、
何を言おうとしているか「推測する」
その「推測力」はコミュニケーションにおいて
とっても大切です。
パートナーやグループを持って、
たくさん話していきましょう。
英語は質より量です。
量はたくさんあるにこしたことはありません。
朝、お仕事前にお勉強をし、
夜、お仕事後に仲間の前で発揮しましょう。
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