英語力をUPさせたいなら、数字に翻弄されないこと
「数字」・・・
体重計だったり、
TOEICスコアだったり。
それらは現状を
はっきりとシンプルに、
分かりやすく伝えてくれるけれど、
その「数字」に一喜一憂するのであれば、
「はからない」でください。
はっきり言います。
はからないでください。
体重は、
計る直前に水分を摂っているかいないかだけでも変化しますし、
TOEICスコアも、
体調が良くなかった
睡眠不足だった
近くの受験生の咳が気になった
寒かった(暑かった)
勘が多く当たった
緊張していた
など、
本当に実力が数字となっているのかは
分かりません。
「大まかな」自分の現状を知るために
数字を利用するのは良いです。
それは逆に大切です。
でも、
結果を見るたびに翻弄されている方は、
しばらく離れてくださいね。
数字ではなく、
ご自分の小さな変化に
敏感になりましょう。
●音読がスムーズになった
●長文読解に抵抗が少なくなった
●以前より自信を持って答えられる問題が増えた
●文法を説明できるようになってきた
●イギリス英語・アメリカ英語の違いが分かってきた
●1日15分の勉強に慣れた、もっと長くできるかも
●すこし積極的になった
●音読が朝の日課になった
など、
皆さんのなかに変化は
たくさん起きているんですよ。
そちらに注目です。
その方がよっぽど重要です。
勉強を1か月頑張り続けた直後に受けたTOEICには、
皆さん大きな期待をすると思います。
「1か月間も頑張ったから、スコア上がってるはず」
でも、
意外と努力がスコアに表れないですよね。。
本当に長く定着させる(=実力UP)ために学習をしたものは、
結果が目に見えて分かるまでに
時間がかかります。
忘れたころに、
どーんと上がっているものなんです。
一夜漬け学習で挑んだテストは、
テスト終了と同時に忘れますよね。。
短時間で詰め込んだものは、
短時間しか定着しないんです。
これを忘れないでください。
コツコツ勉強したものは、
数字に表れるのは時間がかかりますが、
いずれどーんと大きな変化を起こし、
「確実に」長期的に定着します。
でも、
慣れていない試験で
実力は出しにくいものなので、
TOEICを定期的に受けることも大切ですよ。
試験慣れと、スコアに実力が表れることは
別と考えてくださいね。
数字はうまく使いましょう。
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