ベストなテキストを使いこなそう ⑤
シリーズ第5弾、
今日は、
ベストなテキストを活用させた「文法」の学習法についてです。
シリーズ①~④をまだお読みになっていない方は、
まずそちらをご参照くださいね。
まず、皆さんに質問です。
ベストなテキストの条件は覚えていますか?
●英文が数文の文章(レベルに合った量のもの ※詳しくは下記リンク参照)
●和訳付き
●音源
●(単語リスト)
皆さんのレベルに合っていて、
これら4つがそろっていれば【みなさんにとって】ベストなテキストです。
そのテキストを使ってどうやって文法のお勉強をするかというと、
①文の構成の確認
②時制の確認
こういったことを行います。
細かく説明していきますね。
①文の構成の確認
I went shopping with a friend yesterday.
こういった文があったとすると、
主語(I)・動詞の塊(went shopping)・補足の情報2つ(with a friend, yesterday)
と分けることができますね。
そういったように、
文の構成を知っていきましょう。
リーディングの学習法でご説明した
「スラッシュ」を入れていくと良いですよ。
英語は大切なものを「最初」にもってきます。
【誰が】・【どうした】
を先に言い、
補足の情報を後につなげていきます。
お持ちのテキストの英文すべてを使って、
その確認をしましょう。
構成が分かれば、
ご自分でも同じものを作れますよ。
②時制の確認
英語で使う時制は主に
●現在形
●過去形
●未来形
●現在完了形
●現在進行形
です。
このほかに
●過去完了形
●過去進行形
などもあります。
難しいものはほっといて、
頻出する
●現在形
●過去形
●未来形
●現在完了形
●現在進行形
の5つをまずマスターしましょう。
それぞれの時制の特徴を知り、
「なぜその時制なのか」説明できれば
しっかりと分かっている証拠です。
ちなみに時制の特徴は・・・
現在形:習慣など
過去形:「今はしていない」過去のこと
未来形:「今はしていない」これからする「予定」
現在完了形:「過去からずっと継続していて今後も行う」もの、「今までの経験」、「完了したもの」
現在進行形:「たったいま」していること(nowを伴う)、100%決まっていて自分の気分だけで簡単に変えられない未来の予定(未来を表す単語tomorrowなどを伴う)
です。
時制のあらわす意味が分かっていれば、
単語の意味が分からなくても
「過去のことを話しているな」
「これから起こることを話しているな」
「習慣を話しているな」
と内容を推測するヒントになります。
単語を1つ1つ単語帳で覚えるより、
「推測する力」を付けることが大切です。
推測には
●文の構成
●時制
が必須アイテムです。
上記学習法①②に加え、
行っていただきたいのは
①の後に
「同じ構成で文を作成する」
②の後に
「同じ時制で文を作成する」
ことです。
ご自分に関する内容で書いてみましょう。
そしてそれを音読し、
●文法
●ライティング
●スピーキング
●リスニング(音読すれば自分の声を聴きますから)
一気にまとめて強化しましょう。
今日は文法のお勉強をしてみましょうね。
特にTOEICを受験する方は必ずです!
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